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株主の皆様とテクマトリックスをつなぐIRマガジン「テクマティズム」2017年4月1日から2017年9月30日まで
第34期 第2四半期報告書
証券コード
3762
テクマトリックス株式会社
I n s i g h t i n t o t h e f u t u r e
「テクマトリックスの次の30年を考える委員会」のメンバーたちと
ずれも第2四半期までに対応を終えており、下期は損益を 挽回できる見通しです。
情報基盤事業では、ランサムウェア等の標的型攻撃に代 表されるサイバーセキュリティの脅威が高まったことに
2018年3月期第2四半期までの状況
企業のIT投資の動向は、引き続き前向きな姿勢を維持し ており、特に情報セキュリティ関連については、サイバー攻 撃の巧妙化など脅威の拡大を受け、官・民ともにますます 需要が高まっている状況です。また、IT投資の方向性として は、設備の「所有」からサービスの「利用」への変化が加速し ており、当社が注力するクラウドサービスへのシフトにとっ て追い風となっている状況です。
そうした中で、当社の第2四半期累計期間における連結 業績は、売上高はおおむね計画に沿った増収を果たしまし たが、利益面は一部不採算案件の発生と子会社における技 術者の一時的な稼働率低下により計画を下回り、営業利益 は減益となりました。これらの計画未達要因については、い
第2四半期決算ハイライト
前第2四半期 当第2四半期 前年同期比
(百万円) (百万円)
売上高
10,397
11,028
6.1%
営業利益
595
556
6.5%
経常利益
608
697
14.6%
親会社株主に帰属
する四半期純利益
389
447
15.0%
産業構造の変化の潮目を捉え、事業構造の転換に向けて
変化を強く意識した戦略を打ち立てていきます。
代表取締役社長
由利 孝
中期経営計画「TMX 3.0」と今後の方向性
当期は、2016年3月期から始動した3ヵ年中期経営計画 「TMX 3.0」の最終年度です。本計画は「クラウド関連事業 の戦略的・加速度的推進」と「セキュリティ&セイフティの 追求」を事業戦略に掲げ、コストダウンによる高収益化を 目指すオペレーション戦略とともに推進しています。当第 2四半期累計期間における連結業績も、おおむね中期経営 計画に沿って進捗を続けています。当期の通期業績は、売 上高240億円、営業利益20億円、経常利益22億円、親会社 株主に帰属する当期純利益14億円となる見込みです。 事業戦略では、CRM分野の拡大や医療分野の収益化を 図りながら、インターネットサービスや情報基盤事業に おいてもクラウド活用を進展させ、またセキュリティ対 策の高度化や組込みソフトウェアの機能安全実現に向け て新技術を導入し、業績の向上につなげてきました。 オペレーション戦略では、ベトナム・中国のオフショア を利用したソフトウェア開発によるコストダウンが進 より、次世代のファイアウォール製品や未知の攻撃にも対応
できるAIを活用した次世代アンチウィルス製品の引き合い が増加するなど、セキュリティ製品・サービスの売上を伸ば しました。ネットワーク関連は、当社独自のクラウドサービス 「テクマクラウド」を用いたトラフィック制御サービスを投入 し、好調に推移しました。しかし、SES事業の構造改革に取り 組んだクロス・ヘッド株式会社においては、技術者の一時的 な稼働率低下が生じ採算が悪化しました。
アプリケーション・サービス事業では、CRM分野および インターネットサービス分野の大型案件において一部不採 算が発生したものの、他の分野はいずれも好調に推移して います。金融機関向けのシステム開発は、継続的な受託開 発により堅調を維持し、ソフトウェア品質保証分野も、自動 車業界等を代表とする製造業における品質向上・機能安全 の必要性が高まる中で受注を伸ばしました。医療分野は、医 療情報クラウドサービス「NOBORI」が順調に導入実績を 積み上げており、売上・利益ともに計画を上回りました。
「TMX 3.0」
:次の30年に向けた
土台固めと方向付け(成長遺伝子の確立)
クラウド関連事業の 戦略的・加速度的推進 セキュリティ& セイフティの追求
事 業 戦 略
従来のIT産業の労働集約的な 請負型ビジネスから脱却し、
⾃らITサービスを創造し、ITサービスを提供する 「次世代の ITサービスクリエーター」、 「次世代の ITサービスプロバイダー」
への変貌を継続する
基 本 方 針
コストダウン における ⾼収益化
企業集団と しての ブランド力の
強化
パートナーと アライアンス
強化
ダイバーシティ の推進による
戦力強化
直販力強化、 官公庁需要
の深耕
み、さらにオペレーションの自動化技術を導入した業務 効率改善にも着手しています。
当社は現在、これらの取り組みの総仕上げをしながら、 これから目指していく方向性を見据え、次期中期経営計 画の策定に向けて討議を進めているところです。今後は、 デジタル技術が生活の隅々まで浸透する社会の中で、 データが価値を生む時代へと産業構造が大きく転換して いきます。その変化を強く意識し、クラウドサービスを通 じて集約・蓄積されるビッグデータを新たな知見の獲得 につなげ、幅広い分野で活用していくことが大きな成長 の鍵となるでしょう。当社は、こうした産業構造の変化を 捉え、より一層の独自付加価値の追求に向けて事業構造 改革を加速させる必要があります。
したがって、次期中期経営計画においては、「TMX 3.0」 で実行してきた土台固めと方向付けに基づいたうえで、新 しい技術やビジネスに貪欲に挑戦し、社員一丸となって新 たな未来を切り拓いてゆく3年間になると考えています。
在宅勤務制度の導入など人材施策について
当社は、この10月から全社員を対象とする「在宅勤務制 度」を導入しました。これは、社員の自発的活動である「テク マトリックスの次の30年を考える委員会」を中心に議論と 検証を重ね、情報セキュリティのインフラの確保や人事制 度の整備を経て、導入に至ったものです。育児負担の軽減 策の一助として、また高齢化社会に対応した介護支援とし て、働く時間と場所の自由度を高めるとともに、社員一人ひ とりが自らの能力を最大限発揮できる働き方を実現し、仕 事の質や生産性を向上させることを期待しています。 「テクマトリックスの次の30年を考える委員会」は、この 他にも事業部間のコミュニケーション活性化に向けた社員 交流イベントの開催や、社員が家族とともに社内で過ごし、 会社とのつながりを深めるファミリーデーの実施など、さ まざまな施策に主体的に取り組んでいます。
株主の皆様にお伝えしたいこと
当期の期末配当は、前期比3円増配の1株当たり18円を予 定しています。今後も、従来の配当性向20%以上を基本と する還元方針に基づき、通期業績の利益水準に合わせて随 時増配の検討を続けてまいります。
中期経営計画「TMX 3.0」総仕上げの期間を迎え、当社 は、これまで進めてきた各戦略による取り組みを確実に成 果として積み上げてゆきます。同時に、さらなる成長ステー ジを目指す次期中期経営計画においても、業界全体の動向 や産業構造の変化を確実に掴み、当社のより一層の発展を 皆様にお約束できるよう、邁進してまいります。
株主の皆様におかれましては、これからも引き続き当社 へご支援を賜りますよう、何卒お願い申し上げます。
自由闊達な会社の一員として、経営をサポートしていきます。
当社の社外取締役である、佐々木英之氏にお話を伺いました。社外取締役から見たテクマトリックス
社外取締役(常勤監査等委員)
佐々木 英之
1978年4月 株式会社日本興業銀行 (現 株式会社みずほ銀行)入行 2001年4月 ルクセンブルグみずほ信託銀行
社長&CEO
2005年1月 みずほコーポレート銀行 (現 株式会社みずほ銀行)
業務監査部 参事役 2007年6月 山陽特殊製鋼株式会社
常勤監査役
2015年6月 第一リース株式会社 常勤監査役 2017年4月 当社顧問
2017年6月 当社監査等委員である取締役 (現任)
プロフィール
他に類を見ないオープンかつフラットな社風から生まれる強み
常勤の取締役監査等委員としてテクマトリックスの経営に参画して数か月が経 過しました。7月に開催されたイベント「テクマトリックスファミリーデー」では、社 長自らが綿菓子作りをしたり、オフィスに招いた従業員のかわいいお子さん達との 名刺交換を行いました。また、10月の事業部間交流会では業務終了後に大会議室で 飲食しながら、役員も含めてお互いの仕事の苦労話や成功談等に花を咲かせるイベ ントにも参加しました。これらのイベントへの参加を通じて、テクマトリックスの オープンでフラットな社風を感じています。
これまで金融業や製造業に勤め、多くの国々で海外駐在も経験してきましたが、 そうした過去のさまざまな職場と比較しても、当社は際立って風通しが良いと思い ます。ピラミッド型でない組織の中で、対等に意見を交わしながら積極的にチャレ ンジしていく企業文化が根付いているため、お客様のニーズや国内外の業界動向が スピーディーに経営に伝達され、技術力やトレンドへの目利き力につながっている と思います。
外部の視点を積極的に経営に活かし、多角的かつ活発に討議
取締役会は、社外取締役が過半数を占め、ガバナンス体制として外部の視点を積極 的に経営に活かす姿勢を感じます。社外・社内の役員がそれぞれの専門性を活かした 多角的かつ活発な発言を行い、有意義に運営されています。特に社外取締役の発言を 真剣に受け止め、それに基づき建設的な意見交換が展開されているので、社外取締役 の一員としても、学ぶところも多く、良い相乗効果が生まれていると思います。
全社員と経営陣による輪の中に加わり、今後の発展に寄与
連結1,000名以上の社員と経営陣が一つの輪となって絆を深めている会社の一員 に迎え入れられたことは、私にとって大きな幸せです。
業界としても大きな技術的な発展の時代にいると思います。現在、そのただ中に あって、当社がスピーディーで挑戦的な社風を活かして、未来に向けて事業を発展さ せていく段階にあると感じています。その過程で、他の業界や海外での異文化経験で 培ってきた第三者的な視点を活用し、監査・監督をすることにより、企業価値の一層の 拡大と持続的成長に力を尽くしていきたいと思っています。
損益の状況/資産の状況
17,353 18,417
24,000 (通期予想)
2014年
3月期 2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期
11,028
8,323 8,604
21,996
10,397 20,920
10,138
793
584
1,018
2014年
3月期 2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期
447
400
211
1,400 (通期予想)
389 829
296
2014年
3月期 2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期
556
430 350
595 516 1,118 1,130
2,000 (通期予想)
1,643
1,381
13,170 14,227 15,718
2014年
3月期 2015年3月期 2016年3月期 17,280
2017年 3月期 2018年3月期
第2四半期
17,360
1,164 1,132
1,626
2014年
3月期 2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期
697
446 343
2,200 (通期予想)
608 1,420
518
6,252 6,451
2014年
3月期 2015年3月期 2016年3月期 3,967
4,853
2017年 3月期
5,087
2018年 3月期 第2四半期
売上⾼(百万円) 営業利益(百万円) 経常利益(百万円)
親会社株主に帰属する
四半期(当期)純利益(百万円) 総資産
(百万円) 純資産(百万円)
株主インフォメーション
株主優待のご紹介
利益配分に関する基本方針
毎年9月30日現在の当社株主名簿に 記載または記録された500株以上の 当社株式を保有する株主様
当社は、株主価値の向上の一環として株主に対する利益還元を重要課題と位置付けております。利益配分に関する基本 方針は、株主への利益還元と内部留保充実のバランスを総合的に判断し、決定しております。配当政策としては、期末業 績における連結での配当性向20%以上を基本方針としております。この方針に基づき、2018年3月期の配当は1株につき 18円とする予定です。
500株以上 1,000円相当の商品または寄付
1,000株以上 3,000円相当の商品または寄付
※ 2013年4月1日付で株式1株につき200株の株式分割を行い、さらに2017年3月1日付で株式1株につき2株の株式分割を行っております。そのため2012年3月期期首に これら株式分割が行われたと仮定して、配当金を表示しております。
※2018年3月期の配当性向は、2018年3月期の業績予想と、2017年3月期の期中平均株式数で算出しております。
■ 1株当たり配当金(円)● 配当性向の推移(%)
当社は、毎年9月30日現在の株主名簿に記載または記 録された、当社株式を500株以上保有する株主様を対 象に株主優待を実施しております。保有株式数に応じ た価格帯から、食品や雑貨などお好きな商品または寄 付を1点お選びいただく内容となっております。
人気が⾼い商品を中心に、
より皆様にお喜びいただける内容を
目指しています。
対象
優待
内容
横浜本牧亭 ビーフカレー中辛
※写真はイメージであり、実際の商品と異なる 十勝スイーツアイス 越後もちぶた
しゃぶしゃぶ用 株主優待の一例
配当金の推移
2012年
3月期 2013年3月期 2014年3月期 2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期 3月期(予定)2018年
6.25 6.25
6.25 7.5
15.0
7.5 1.25記念配当
5.0増配
10.0 10.0
18.0
(予定) 3.0増配
15.0
35.0
23.9 22.6 31.1 24.2 25.6 22.3
商 号 テクマトリックス株式会社
(英語名:TECHMATRIX CORPORATION) 設 立 1984年8月30日
上 場 2005年2月18日 証券コード 3762
資 本 金 12億9,812万円 従 業 員 数 1,055名(連結)
本社所在地 〒108-8588 東京都港区三田3-11-24 国際興業三田第2ビル
TEL :03(4405)7800(代表) FAX :03(6436)3500 ■ 会社概要
■ 役員の状況
〒108-8588 東京都港区三田3-11-24 国際興業三田第2ビル
代表取締役社長 由利 孝 取締役上席執行役員 依田 佳久 取締役上席執行役員 矢井 隆晴 取締役執行役員 鈴木 猛司 社外取締役 安武 弘晃 社外取締役(常勤監査等委員) 佐々木英之 社外取締役(監査等委員) 高山 健 社外取締役(監査等委員) 三浦 亮太 社外取締役(監査等委員) 杉原 章郎
事業年度 4月1日から翌年3月31日まで
定時株主総会 毎年6月
基準日 定時株主総会 3月31日
期末配当金 3月31日 株主優待 9月30日
株主名簿管理人 三菱UFJ信託銀行株式会社
特別口座の口座管理機関
同連絡先 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
東京都府中市日鋼町1-1 電話 0120-232-711 郵送先 〒137-8081 新東京郵便局私書箱第29号 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
上場証券取引所 東京証券取引所市場第一部
公告の方法 電子公告の方法により行います。ただし、
電子公告による事ができない事故その他 やむを得ない事由が生じた場合は、日本 経済新聞に掲載して行います。 公告掲載URL
http://www.techmatrix.co.jp/
※株主名簿管理人および特別口座の口座管理機関の事務拠点の移転に伴い 2017年8月14日付にて左記のとおり変更しております。
発行可能株式総数 82,944,000株 発行済株式の総数 24,759,200株
株主数 5,169名
■ 株式の状況
■ 大株主の状況
■ 株式分布状況
所有者別株式数合計 24,759,200株
金融商品取引業者 515,643株(2.08%) 金融機関
5,651,900株(22.83%) その他の法人606,044株(2.45%)個人・その他7,246,541株(29.27%)
自己名義株式
7,387,924株(29.84%) 外国法人等
3,351,148株(13.53%)
株主名 所有株式数(株) 持株比率(%)
テクマトリックス株式会社 7,387,924 29.84
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 2,814,300 11.36
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 1,665,600 6.72
BNP PARIBAS SECURITIES SERVICES LUXEMBOURG/
JASDEC/FIM/LUXEMBOURG FUNDS/UCITS ASSETS 750,000 3.02
徳山 教助 707,600 2.85
テクマトリックス従業員持株会 578,500 2.33
GOVERNMENT OF NORWAY 562,900 2.27
THE BANK OF NEW YORK MELLON
(INTERNATIONAL) LIMITED 131800 411,500 1.66
KIA FUND 136 261,328 1.05
TIS株式会社 244,400 0.98
株主メモ